鍼灸治療
鍼灸治療とは
鍼灸治療は、伝統的な東洋医学の一部であり、体の特定の経絡(エネルギーパス)や経穴(ポイント)を細い針を刺して刺激することで健康を促進する治療法です。
この刺激により、体内の気の流れを調整し、体のバランスを整えることが目指されます。
鍼灸は一般的に痛みの緩和やストレス軽減、内臓機能の改善などに利用されます。
特に西洋医学では対応しにくい、椎間板ヘルニアなどによる麻痺や疹痛などに良い効果が期待できます。
また、西洋医学のような副作用の心配も少なく、体への負担も少ないため、高齢の動物や虚弱な動物の治療に向いております。
当院では、鍼灸療法に加え、漢方やオゾン療法、光線療法、CBDオイルなどを組み合わせて、より優しくより効果が上がるよう工夫しています。
こんな場合におすすめです
- ・椎間板ヘルニア(頸椎、胸腰椎)
- ・足腰の衰え
- ・足を引きずる
- ・立ちにくい
- ・中腰で排泄している
- ・気力、体力の衰え
- ・体の痛みや麻痺
- ・跛行
- ・その他神経系疾患
鍼灸治療の特徴
自然療法
鍼灸は自然療法の一つであり、薬物や手術などの侵襲的な治療方法を使用せずに動物の健康を改善することができます。
鍼灸は動物の自己治癒力を刺激するため、体のバランスを回復させる助けとなります。
痛みの軽減
鍼灸は痛みの軽減に効果的です。針を刺して特定の経絡やツボに刺すことで、神経の興奮を抑制し、筋肉を緩めることができます。
炎症や関節炎などの痛みを和らげる効果があります。
ストレスの軽減
鍼灸は動物のストレスを軽減する助けとなることがあります。
鍼が刺激されることにより、脳内のエンドルフィンやセロトニンの分泌が促進されます。これにより、リラックスや心の安定をもたらすことができます。
病気や障害の補完療法
鍼灸は従来の獣医学的な治療法と組み合わせて使用されることがあります。
特に慢性疾患や神経系の障害に対して、補完療法として効果を発揮することがあります。
例えば、鍼灸は神経系の再生を促進し、神経障害による運動障害の改善をサポートすることがあります。
病気や症状の予防
鍼灸は病気や症状の予防にも役立ちます。
定期的な鍼灸治療によって、動物の体のバランスを整え、免疫機能を向上させることができます。
これにより、将来の健康問題のリスクを減らすことができます。